"徳山の盆踊は毎年8月15日、浅間神社境内で行われています。
中でも中世の浮流の面影をとどめると言われるヒーヤイは
現在少女が踊り手になっているが、太平洋戦争までは
成人男子が女装して踊っていました。"
"ヒーヤイという呼び方は、歌の合間に入るあやし言葉からと言われています。
この踊りを昔は成人男子が伝えていたというのですから驚きです。"
この芸能は秋の実りを迎えるにあたり、焼き畑の作物を
食害する鹿をちょうふくして豊作を祈願するものとの説があります。
これからもこの中世の趣を残す盆の浮流を
いつまでも伝えていってほしいものです。